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実は、今、九州や中国地方でプール熱が流行しています。
「えっ、プール熱って夏に流行るんじゃないの?何で冬に流行るの?」
と思われる方も多いと思うので、
そのあたりを調べてまとめてみました。
その症状は?
プール熱は、正式名を”咽頭結膜熱(いんとうけつまくねつ)“と言います。
プールの水を通して感染することが多いので、プール熱と呼ばれています。
その症状は、大きく分けて以下の3つです。
38℃~40℃の高熱が、数日続く
目が真っ赤になる(結膜炎)
のどが腫れ、痛くなる
いわゆる咽頭がのどで、結膜が眼なので、そこが炎症して
あとは、熱が出るという感じですね。
気になる感染経路は?
プール熱と言うぐらいなので、
プールの水が、目や口から入ってしまうことを通じて、
感染するのが一つのルートです。
しかし、実は感染経路は、それだけではありません。
プール熱に掛かった人の、くしゃみや
使っていたタオルや食器を通じて、
場合によっては、ドアの手すりやエレベータのボタンを通じてなど
いろいろなルートから感染してしまうところが、やっかいなところです。
(結婚、感染力強いんです・・・(T-T))
つまり、プールに入らなくても、感染してしまうというわけなんです。
ちなみに感染の原因になっているのは、
アデノウイルスです。
アデノウイルスは、人に感染する種類としては、50近くあると
言われており、その中の、3型がプール熱を引き起こします。
(他のタイプは、肺炎、胃腸炎、膀胱炎などを引き起こしたりします)
冬に流行るわけ
そもそも、なんで冬にプール熱が流行るかと言いますと、
その理由は、温水プールがあるからだと言われています。
(結構、引っ張っておきながら、単純な理由ですみませんm(__)m)
つまり
温水プール→感染者→次の感染者
という感じで広がっていくのが構図のようです。
感染してしまったら
プール熱はいわゆるウイルスによる感染なので、
予防法としては、石鹸で手洗いをするとか、感染した人が触った
タオルや食器などを使わないという感じになるのですが、
それでも感染してしまった場合は、どうすれば良いのでしょうか?
基本的には、熱が下がるのを待つしかないそうです。
あとは、熱が下がっても、2日間はウイルスが体内に残っているため
学校へ行くことは控えた方が良いとのこと。
「こらー、冬にプールなんか行くんじゃな-い」と
言いたい方もいらっしゃるかもしれませんが、
まあ、こればっかりは、どうしようもないですよね^^;
ただ、個人的には、近所の温水プールに行くと、
目が真っ赤になったり、体調が崩れたりすることがよくあるので、
“温水だから、バイキンがいっぱい繁殖しているんじゃないのかなー”
と思ってしまっているところがあります。
プールで泳ぐのは、全身運動になりますし、
健康にも良く、何よりも楽しいですが、
プール熱には、くれぐれも気を付けて下さいね~!
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