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JR北海道の元社長(二代目社長)で、現在、相談役をしていた坂本真一氏が、北海道の余市港で遺体となって見つかり、自殺をしたのではないかと言われています。

実は、JR北海道では、2011年9月に、第四代目の社長の中島尚俊氏も自殺しています。

そこでJR北海道の事故や不祥事の原因と、ある甘い汁の存在に迫ってみました。

関連する事故や不祥事

JR北海道の事故や不祥事をまとめると、かなりの数が出てきます。

2011年5月27日:JR石勝線でトンネル内の事故が発生

2012年2月16日:JR石勝線で脱線事故

2012年2月29日:JR函館線で脱線事故

2012年3月7日:JR留萌線で脱線事故

2013年7月:JR北海道の運転士が覚せい剤の使用事件を起こす。

2013年9月17日:特急の運転士がミスを隠すため、ATS(自動列車停止装置)を破壊

2013年9月19日:函館本線の大沼駅で貨物列車が脱線(脱線した近くのレール幅が基準値を放置していたからだと国交省が公表)

2013年10月:ATSの非常ブレーキが
自動で掛からないようになっていたことが判明

2013年11月12日:函館保線管理室で、レールを検査する
データが改ざんされていたことが発覚

小さいものまで含めると数え上げたらキリがないというのが実情です。

事故と不祥事の原因は?

では、なぜ、そこまでJR北海道には、これほどまでに、事故や不祥事が多いのでしょうか。

JR北海道には、社内でいくつかの組合があり、各組合の力が強く、組合同士の関係も悪く、チームワークがないという実情があるそうです。

また、経営陣にも財界活動に没頭し、派閥同士の争いがあると言われています。

その結果

→労働意欲が低下

→収益が下がり、赤字体質になる

→収益構造を改善するため、採用を控え、
人件費の削減を図る

→慢性的な人出不足

→安全対策が十分に出来なくなる

→事故が起こる

という悪循環にハマッてしまっているという感じです。

最も根本的な問題

ただ、私が見て一番のネックになっていると思うのは、JR北海道を支えている経営安定基金の存在です。

経営安定基金は、JR北海道、JR吸収、JR四国などの経営が難しいことを見越した上で、創設された基金で、JR北海道分の元本は、6822億円で、この基金の運用益をJR北海道の赤字補てんに回しています。

つまり、JR北海道は、たとえ赤字を出しても、この経営安定基金のお陰で、何とか経営を保っているという状態になっているのです。

基本的にこういう構造があると、甘えが生じ、改革はまったく進まなくなります。

経営安定基金という他力本願の甘い汁があると、自らの努力によって改善していこうという機運は起こらなく
なってしまいます。

人は、追い込まれないと本当の実力を発揮することが出来ないところがあるからです。

個人でも、企業でも、甘えの体質を改善しなければ、本当の変化は生まれません。

一旦、甘い汁を吸い始めると、その汁から口を話すことが出来なくなってしまうのが、難しいところですよね・・・

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