スポンサード リンク

日本と韓国での歴史認識の違いは、以前から、いろいろと問題になっています。

これに関しては、様々な観点がありますが、今回は、ベトナム戦争について、韓国の教科書ではどのように記載されているか、一例を紹介しながら、この問題について少し考えてみました。

(ちなみに、ベトナム戦争と韓国の関係は、ネットで検索したら、いくらでも出て来るので、ここでは敢えて書きません)

韓国の中学校の教科書に記載されているベトナム戦争

私の息子は、韓国の中学に通っているのですが、息子の歴史教科書で、ベトナム戦争について記載されている部分を見つけたので、その部分だけ訳します。

一応写真も載せておきます。

IMG_2159

ベトナムでは、ホー・チ・ミンが率いるベトナム共産党が、
フランスで対抗して戦争を起こした。

フランスは後退したが、ベトナムは、南北に分断された。

アメリカと南ベトナム政府は、北ベトナムと再び戦争を
起こしたが、強力な抵抗に遭い、アメリカは、結局、
撤収し、この後、北ベトナムが、南部を掌握して、
統一を成した。

 

見てお分かりのように、韓国軍がベトナムへ派遣されたこと自体が一切記載されていません。

韓国の教科書にベトナム戦争について詳しく書かないのは当たり前

実は、韓国に移住した直後、韓国語が分からない息子を助けるため、一緒になって、歴史の教科書を読んでいた時期がありました。

その時、感じたのは、韓国の歴史の教科書は、韓国の英雄の話を華々しく書きながら、

「いかに韓国が誇り高き素晴らしい国であるか」

という観点で書かれているということです。

でも、ある意味、これは当然のことだと思います。

学校で、歴史を学ぶ目的は、歴史を学ぶ子供達の愛国心を育むためであり、国のイメージと国益を高めることが、大前提だからです。

だから、その国によって、歴史観というのは、いくらでも変わるのが当たり前なのです。

だから韓国の教科書に、ベトナム戦争で韓国軍が何をして、どういう問題が残ってしまったのか、書くことなんてあり得ないのです。

その気持ちよく分かります!

正しい歴史認識って一体何?

最近、正しい歴史認識って何だろうなと時々考えます。

もし、「正しい歴史認識を持つべきだ」と主張するのであれば、まず、自分の国の歴史から、国のイメージアップのため、過剰演出している記載をすべて取り除き、自国のイメージが悪くなる負の歴史についても、勇気をもって書くべきです。

ただ、国益を損なう教科書を作ることが、どれだけ難しいことかは、韓国の人達もよく分かっているはずだと思います。

「ほら、我が国の歴史教科書では、ここまで我が国の恥部について書きましたよ。

だから、あなたの国でも、そうするべきです」というのなら、まだ話は分かります。

しかし、自分は出来ないのに、相手にそうしろというのは、やはり説得力に欠けますし、考え方に無理があります

ぶっちゃけて言ってしまえば、世界中の人達が納得をする歴史認識を持てる人は、聖人になれると思います。

それは、世界が国と国の壁を越えて、一つになってお互いの国の人達が、家族のような関係を築いてから初めて出来るお話だと思います。

ということで、正しい歴史認識を論じるのは、まだ時期尚早というお話でした。

スポンサードリンク