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動脈瘤は、動脈がこぶのようの膨らんでしまう病気ですが、
今回は、くも膜下出血の原因ともなる脳動脈瘤について
まとめてみました。

 

脳動脈瘤とは?

脳動脈瘤は、脳の中の動脈に1-2mm、場合によっては20~30mmぐらいの
こぶのように膨らんでしまう症状です。

脳動脈瘤で怖いのは、進行してしまうと、血管が破裂してしまうことです。
“くも膜下腔(くもまくかくう)”という脳の場所で破裂することが
多いので、脳動脈瘤は、くも膜下出血の最大の原因であると
言われています。

また、破裂する前の脳動脈瘤を未破裂動脈瘤と言います。

どんな人が脳動脈瘤に掛かりやすいの?

脳動脈瘤は、
子供より成人が掛かりやすく、
男性より女性の頻度がやや高い
特徴があります。

また、遺伝的な要素もあるので、家族でくも膜下出血に掛かった方が
いる場合は、気を付ける必要があります。

 

どうすれば脳動脈瘤を見つけられるの?

脳動脈瘤は、MRI(磁気共鳴画像)CT(コンピュータ断層撮影)
の検査によって発見することが出来ます。

最近は、”脳ドッグ“という脳の健康診断も広まりつつありますし、
40代以降の方が、脳梗塞や脳卒中の診断をするために、MRIやCTを受ける際、
発見される場合もあります。

 

脳動脈瘤の症状とは?

脳動脈瘤になると、頭痛になったり、ものが二重に見えたりするような
症状が出ることがあります。

しかし、大半の脳動脈瘤は、無症状性動脈瘤で、まったく症状が出ません
そういった意味では厄介です。

 

脳動脈瘤が見つかるとヤバいの?

ただし、脳動脈瘤(未破裂脳動脈瘤)が発見されたからといって、
必ずしも、将来的に破裂するとは限りしません。

年間の破裂率は、1~2%ぐらいだと言われています。
ただ、破裂してしまいくも膜下出血などになってしまった場合は、
50%以上の方が、死亡するか高度の後遺症になってしまうので、
そういった意味で、恐ろしい病気とも言えます。

しかし、脳動脈瘤が見つかっても、大半は、破裂しないことの方が、
多いわけです。その一方で、「くも膜下出血に掛かる可能性がある」
という精神的なプレッシャーを受けるようになります。

そういった意味で、脳動脈瘤を事前に発見するのは、
破裂する前に治療を行えるという点では、有効ですが、
余計な精神的負担を受けやすくなるというデメリットもあります。

 

脳動脈瘤が発見された必ず治療しなければならないの?

脳動脈瘤が発見されたからといって、必ず治療をしなければならいとは限りません。

大きさが5~7mm以上の脳動脈瘤である場合
5mm以下でも破裂の危険性が高い脳動脈瘤がある場合、
高齢であったり、くも膜下出血の既往症があったり、
家族でくも膜下出血に掛かった人がいたり、
喫煙や高血圧など、破裂しやすい要因を持ってる場合、

という状況を考慮しながら、治療するかどうかを検討していくようになります。

治療は主に、開頭術(クリッピング)やカテーテルなどを
使った血管内治療などによって行われます。

 

脳動脈瘤がやっかいな理由

いろいろまとめて感じたのは、
脳動脈瘤は、ある意味、とてもやっかいな病気だなということです。

普通の病気の場合は、初期症状がいろいろあって、
段々、進行していくような形を取るので、
その段階で、いろいろ対処を取ることが出来ます。

しかし、脳動脈瘤は、症状が出ない場合がほとんどなのに、
気が付かないで放っておくと、いきなりくも膜下出血に掛かって
死亡に至ってしまうケースが多いからです。

もちろん喫煙や高血圧に気を付けたり、
家族でくも膜下出血に掛かった人は、注意したりする必要があります。

あとは、他の病気の診断も兼ねて、脳ドッグを受けたりするぐらいが、
対処法なのかもしれません。

いずれにせよ、定期的な健康診断というのは、
やはり必要などだと感じています。

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