ベビーシッターのマッチングサイトの問題点は?対応策は?

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横浜でベビーシッターに預けた子供が亡くなってしまうという痛ましい事件が起きました。

被害者の母親は、ベビーシッターの無料マッチングサイトで、犯人の男を紹介してもらったとのこと。

そこで、ベビーシッターのマッチングサイトの現状について今回は、まとめてみました。

サイトをのぞいてみると・・・

まず、”ベビーシッター マッチング”で検索して、上位3社のサイトを確認してみました。

そこで出てきたのは、
imom(アイマム)
シッターズネット
保育ママ.com
という会社でした。

ただ、今回の事件で、現時点(2014年3月18日)では、
シッターズネットは、サービスを停止
imom(アイマム)は、ベビーシッターの新規登録を停止
しているなど、業界に与えた影響は、
かなり大きいという感じです。

ちなみに、今回の事件の犯人が登録していたベビーシッターのサイト名はシッターズネットというそうですが、上記のシッターズネットとは、まったく別の団体ということで、ある意味、とてもかわいそうな感じもします。

業界の問題点は?

ちなみに、ベビーシッターについては、サービスを提供する事業者に対する規制や法律がありません

もちろん、ベビーシッターになるための資格もありません

つまり、国の機関もベビーシッターをしている人や事業者の数を把握していないというのが現状なのです。

実際、ベビーシッターのマッチングサイトでも、
登録の際には保育経験が問われない
料金は、お互いの話し合いの中で決まる
トラブルがあった場合は自己責任
素性が分からないまま合うケースも多い
という実情があるとのことです。

特に、こういう事件があった後だと、マッチングサイトを利用するのには、かなり抵抗を感じてしまいますよね・・・

対応策は?

では、今後、ベビーシッターを利用する際、どのような点に気を付けたら良いのでしょうか?

実は、ベビーシッターの事業者でつくっている「全国保育サービス協会」というところあります。

そこには、100の事業者が登録していて、研修をしたり、認定制度を設けたりしています。

ただ、そこにも登録していないベビーシッターの業者も多いというのは実情です。

全国保育サービス協会では、こちらのページで協会に加盟している会社のリストを公開しています。

今回の事件をきっかけにして、国も資格制度や規制を設けたりするようになると思います。

ただ、現時点では、まだそういったものがないので、全国保育サービス協会に加盟しているベビーシッター業者を探すというのが、子供の安全を守るための必要条件ということになってくると思います。

もちろん、これは必要条件であって十分条件ではありません。

あとは、事前にどんな人なのかをきちんと確認してから、お願いをしていくなど、プラスアルファの作業が必要となってきます。

今回の事件のケースのように、自宅以外のところで子供を預けるというのは絶対にやめた方がよいでしょう。

ただ、個人的には、もっと、保育園の待機児童を減らし、気軽に子供たちを預けられるような体制を国に作っていってもらいたいんですけどね。

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